長谷川 摂子 作
ふりや なな 画
めちゃくちゃのうた、tちんぷくまんぷく あっぺらこのきんぴらこ じょんがらぴこたこ、、、
おちる。おちる。おちる。
意味不明の言葉の羅列。
子どもは大好きですね。
絵本という安全な空想の世界では弱虫もどっかいくのかな。
優しい顔をした妖怪たちとのやりとりを楽しんでいました。
なんてことなさそうなシンプルなもちのきもすっごく美味しそう。
穴におちるときの「おちる」の繰り返しも臨場感あふれています。
穴に落ちたら異世界だった。
こういうのってこわいような楽しいような。
子どもの時に見たムーミンのアニメで鏡の国に入ってしまって帰れなくなってしまって、、、というような話があったきがするんです。ネットで検索すると「鏡の中のマネマネ」という回なのかな。
それか「白い仮面のスニフ」の回かな。白い仮面が外れなくて笑い続けるみたいなお話。
ムーミンは子供の頃、テレビをつけたら放送していたからみていた程度なんですが
何気にこわい話もあった記憶があります。
その強烈な印象から夢を見ました。
※※※
廊下にあった姿見からバスキャップを被っているネグリジェ姿の中年女性が
サンタクロースのようにずたぶくろをからってこっそり私を捕まえて
ずたぶくろに私は押し込められて鏡の国に連れていかれてしまう、、、
※※※
怖かったですね。
それ以来しばらくは、その鏡のおいてある廊下の前を通る際は
壁に背をピタっとつけて鏡からあやしいヤツが出てこないか
にらみつけながら横歩きでやり過ごしていました。
大人になるとあるわけないじゃん
と割り切れてしまう空想の世界。
絵本をよめば子供も大人も
どんな空想の世界にでも飛び込める。
素敵ですね。
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