萩尾望都
ある 悲しみの話をしようと思う
高校生か大学生の頃に連載が開始されたような覚えがあります。
萩尾望都との最初の出会いは高校三年生の時の友人が
SF小説と勘違いして誕生日プレゼントとして贈られた
「11人いる!」の漫画文庫です。
結構昔の絵柄だなぁと思ったものの
ストーリーの面白さにグイグイ引き込まれました。
それから大学生になり、漫画好きの友人から
ポーの一族やトーマの心臓などを知りましたが
私にとっては萩尾望都といえば「11人いる!」でした。
どの作品も少なからず同性愛みたいなことが描かれているのですが
そこまで嫌悪感を覚えるほどの内容ではなかったのですが
この残酷な神が支配するについては
レビューなどで、どうやら同性愛、近親相姦、性的虐待などがてんこ盛りで
描かれているというのだけはわかったのでどうにも読む気になれず。
今回三巻無料公開されていたため読んでみましたが、、、
まぁやっぱり救いようのない暗い話でした。
大人に対して子どもって本当に無力だな、、と
誰かジェルミを助けてあげてよ、
サンドラもうちょっと大人になりなよ!
と本当に腹の立つお話でした。
でもそれでも長期連載されていたし人気もあったようなので
1~3巻のみで語れない面白さがあるんでしょうけど。
というわけですっごい暗いし、サンドラやグレッグに対して腹立たしくて
仕方がないのですが面白いというか続きが気になるのは気になる漫画でした。
おすすめかどうかは結末まで見ないと語れないかと思いますので
そこは保留で。