ユリ シュルヴィッツ (著), Uri Shulevitz (原著), 谷川 俊太郎 (翻訳)
あるげつようびのあさ
おうさまと、
じょおうさまと、おうじさまが、ぼくをたずねてきた。
図書館で絵本選びをしているときに久しぶりに「よあけ」を見つけました。
やっぱりいいなあと眺め棚に戻すと、他にもユリ シュルヴィッツの作品がありいくつか借りました。
その一つがあるげつようびのあさです。
驚きました。
「よあけ」しか読んだことなかったので知らなかったのですが
とても素敵なイラストです。
絵柄も構図も色使いも全部が一ページ一ページポストカードになりそうです。
とてもお洒落なんです。
「よあけ」は夜明けの素晴らしさを表現するために最後のページ以外は暗い、ぼやけた絵ばかり
だったのですが、元々、これだけセンスの良さがあるからあの素敵な作品も書かれたんですね。
絵本の内容は、ものすごーく気になる結末なのにオチが「それだけかいっ!!」
と文句を言いたくなるような、、、ものです、大人にとっては。
ただ、息子にとっては面白いそうです。
ここから先は私の勝手な想像ですが
最後のイラストのみの二ページから推測すると
トランプやぬいぐるみを見ながら想像を膨らませた
男の子のお話しを描いていたのかな?という気もします。
不明ですが、、、
内容は不思議ですが、とっても素敵なイラストなので眺めるのにもとてもよかったですよ。