久美の乱!!!
深山家、変革の時か?!??
毎回毎回、楽しみにしているやんごとなき一族。
どこの家にもある、家族の悩みかもしれませんが
経済力が半端無いから、そのトラブル、悩みなどが一般人とはレベルが違うというか別世界というか
その突き抜けた感と、でも気持ちはわかるという共感でどハマりしてしまう漫画です。
今回も面白い!!
圭一はどんどん佐都の影響を受けて自分の思い通りにいかなくなってしまった深山家に怒り心頭のようです。
そんでもって、綾さん。
いつかは圭一と結婚という形を取りたくてここまで尽くし尽くされて?きたのか。
ただただ、嫌な女〜みたいに描かれてきたけど
彼女なりに葛藤もありもしかしたら子供も諦めて、後妻の立場に一縷の望みをかけたのに
結局、どうやっても認めてもらえない事に気づいたんですね。
というかこの二人は50は過ぎているように描かれていますが(子供は全員成人済み)
その間、一度として「奥さんと早く別れてよ」ていうよくあるやりとりはなかったんですかね?
離婚になりそうだという話が出てはじめて、「私と再婚してくれるの?」と
話題に出すとは意外に綾さんは奥ゆかしい人だったんでしょうか?
しかし、どこまでいってもやっぱり不倫している人についてはルール破ってんのあなたね!と同情はしませんけど。
しかも十分な見返りがあったわけですし。
久美さんのこれからの自由な人生が輝きますように。
そんでもって美保子さん。
今のところ一番やばいの抱えているように見える。
あ、いや有紗(健太の妹で、健太の姉・聖花の旦那との子供を出産している)も同じ位のヤバさですが。
もう、佐都。慰謝料もらってこの魔窟から逃げ出して出直した方が幸せになれると思うよ。
そして、八寿子おばあさま。
回復されてる様子でよかった。
これからももっとニラみを効かせてほしいですね。
感想
ここからネタバレです!!!
表紙は何と若かりし、久美と圭一の結婚写真(貴重ですね〜)
久美は家を出てしばらくホテル住まいをすると宣言。
八寿子おばあさまの99を祝う「白寿の祝賀会」までは最後の仕事として準備するものの
それが終わったらこちらを提出して欲しい、と離婚届を差し出す。
久美子の意見など意に介する様子もない圭一。
これからは次の女主人としてしっかり勤めると意気揚々の美保子。
美保子さんにはお世話されたくないと、嘆く春菜。
ベッドの中で久美子が出ていったことを察し
「これでええんや
改革の始まりや・・・・」
と呟く八寿子。
後日、愛人の綾と食事をする圭一だがどこか上の空。
そこで綾が久美にお花を届ける際、佐都から受けた仕打ちを訴えたと打ち明ける綾。
そこで、久美は「健太と綾にプライドを守られた」と知りショックを受けたのかと驚く綾と
「健太と佐都の影響で久美が出て行くことになった」ことを知る圭一。
久美が出ていって離婚となれば自分との関係はどうなるのかと綾は追求するが
圭一は何も変わらない、君は賢くわきまえているし常識も持ち合わせているはずだとにべもない。
綾はショックを受け、本当はずっと葛藤していた、私の人生これでいいのかと、二人の関係の終わりを切り出す。
ー深山家ー
何をするにも私の許可を得るようにと仕切る美保子。
そこに久しぶりに帰宅する大介。
有紗の子供のDNA鑑定の件を切り出す。
その日に佐都が、「美保子が大慌てでどこかに出かけた」と漏らす。
そこで大介が週刊誌の、羽衣の記事を皆に見せる。
高級食器を落とし明らかに狼狽する美保子とそれを確認して「クロだね」と確信を伝える大介。
健太や明人が帰宅。
自分のことを探る健太に激昂する明人。
自らの精子提供の件もあり、明人に
「このままあの二人を放っておくのはまずい」と仄めかす美保子。
健太宅では、佐都が「圭斗が明人の子供ではない可能性」を伝える。
健太も明人はホテル事業の件で何かを隠していると気を揉む。
ー深山不動産ー
社長室に呼ばれた健太。
圭一から
「取締役会で解任を決定した」と告げられる。