やんごとなき一族 第68話 歴史的反乱

漫画
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まさに崖っぷち!!!!

一族の繁栄のため、

恐るべき決断が下るのか!!!!?

ネタバレ注意

深山家、市原家の親たちが八寿子様の見舞いとだまして一堂に会し

新次郎と有紗の子供(蓮くん)のDNA鑑定を迫る。

聖花も伸二郎も反対するが

「あなたが男の子を産まないから悪い」

「後継者なら病院のことを考えろ

拒むということは自分の子といっているようなもの」

と市原の両親にいわれひるむ。

美保子さん(なぜかさんづけしてしまう)はとばっちりは御免、と圭斗を連れてその場を逃げ出す。

万が一調べられたら終わりだ

頼まれた用事を済ませ深山家に戻る佐都夫婦が血相変えて外出する美保子を見かける。

そして綾から佐都が久美のプライドを守るために一連の出来事が起きたことを知り

久美は自らの足をたたく

今まで何をやってたの
逃げてばっかり
自分で自分の尊厳をつぶし続けて何てパかだったのーーー

久美の決意

八寿子の部屋に戻り皆の所在を訊ねる。

リビングにお茶をしに移動したことを知り、八寿子に退出の礼をする久美。

覚悟を決めた表情の久美に八寿子様は声をかける。

ええ顔やな
あんたのそんな顔・・・初めて見る・・・
時が・・・来たんかな・・・

リビングではついに連くんの唾液が採られる。

ずっと疑惑を持ったまま苦しみ続ける聖花のためでもある、法的鑑定人も揃っている。

医者が新次郎に同意書のサインを求める。

目くばせで必死にサインをするなと伝える、有紗。

そこに、久美が登場し、同意書をビリビリに破き、綿棒も取り上げ花瓶に突っ込み無効にする。

激怒した圭一が久美をたたこうとするが

「殴るのならどうぞ。私はもう屈しない」と伝える。

佐都夫婦が戻ってくる。

久美子が啖呵を切る。

「鑑定は必要ない

まだ続けるなら(市原夫妻、圭一に向って)あなた方を名誉棄損で訴える」

狼狽える伸二郎の母が

跡取りの必要性、有紗を後妻に迎えてもいいと笑って提案する。

そこで久美の覚醒!!!!

「いい加減にしてください

女子供は家の道具じゃない

おかしな慣習を続けるのはやめ、臨機応変に対応するべき。

子供たち世代は前を向いている。

私たち世代もかわるべきだ」と

久美の変化に驚く深山家の面々。

伸二郎は絶縁宣言をして聖花とその場を去り、市原母は泣き崩れる。

久美に何をしたのかわかっているのかと迫る圭一だが久美は揺らがない。

「縁を切ってくださって結構です。」

圭一も応える。

「荷物をまとめて出ていけ

お前はもう女主人でも何でもない」

一皮むけた久美!

有紗から戦ってくれたことに対して礼を述べられる久美。

伸二朗は久美に謝罪と感謝を伝える。

そんな伸二朗に「何があっても聖花を守ってほしい」

有紗にも「自分が選んだ道に一生責任をもってね」と伝える。

お義母さんはわかっているんだ
有紗の子供の父親は伸二朗だってこと

久美の変化の理由を聞く健太に、久美が答える。

「あなたたちのおかげよ

やっと目が覚めたの

自分の意思をもつってこんなに気持ちがいいのね」

お義母さんがとうとう立ちあがった

これから深山家はどう変わっていくのだろう。

感想

ついについに久美が覚醒しました。

ここまで、もー久美ってばいつまでこうなの!?

とイライラしていましたがコミックス17巻あたりになってついにです。

健太って30歳くらい設定なのかな。

圭一との夫婦生活を30年も耐えて、耐えることが日常化して

もう抗う気力もなくしていたはずなのに。

羨ましいなぁ。

私もなんとか夫婦生活を続けていますが

そりゃ圭一からの扱いほどにはひどくないにしても

結婚の始まりから今まで

心の底から自分の意思を持ち続けたかというと

全く持てなかった。 

それに甘んじているのは自分なので

現状はすべて自分が招いていることなのでしょうが。

先日みた

ミドルエイジクライシス

かな。

もうほんとうにわかりすぎるほどわかりました。

私は一体何なんだろう。

あ・・暗い。

覚醒できた久美を尊敬します。

私もいつかそうなれるかな。

なりたいな。

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