やんごとなき一族 第77話 退路を断って

漫画
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人生にとって一番大切なことは?

岐路に立った久美の「ある決断」!!!!!

ネタバレ含む感想

前もってお知らせします。

すっごくスカッとする回でした。

興奮冷めやらぬ~~~

佐都の実家ーまんぷく屋ーで新商品の試作を続ける佐都。

そんな時に突然姿を現した久美。

驚く一同。

試食に来ていたマダム・キリコも大歓迎する。

用件は?

芦屋の迎賓館

先日の、大介のお小遣い稼ぎー別荘のロケ地利用ーをみて活用できれば屋敷を守れると考え始めた久美。

久美「今までそんなこと考えたこともなかった。自分にはなんの能力もないし。だけど健太の会社の研修を手伝って・・自分も何かできるんじゃないかって思ったの。もちろん売らないとなると何億もの借金を背負うわ。だからしっかりと収益化できる活用方法を考えたくて」

キリコ「いやーん。ママリン最高~!そーよ。日本はもっと自国の文化を守っていくべきなのよ。ヨーロッパは古い建物ほど価値があって歴史を大切にするのに。日本は新しければいいて感覚で潰しすぎ!日本らしさをなくしすぎ!」

手堅い活用方法を考えないといけない。

ロケ地もあり、宿泊施設にするのもあり、と案は出るが佐都の久美のしたいことは何かという質問に対して

久美「好きなことならある。(深山家を出て一人で暮らし始めて)人をおもてなしすることが好きなんだなーって改めて実感したの。だけどそれは事業としては・・・」

佐都「それですよ!!パーティーとかお茶会とかコンサートとかガーデンウェディングとか!!お義母さんのめちゃめちゃ得意分野ですよ。イベント会場にするんですよ」

キリコ「きゃあー素敵~!つまり迎賓館ね!!」

久美「迎賓館!!?あのお屋敷を!?」

ー迎賓館赤坂離宮ー

東京住んでいるときにこういうの見学しておけば良かったなぁ。

芦屋の別荘はこれに匹敵するのかな?行ってみたい。

久美「迎賓館にして私がイベントを主催・・それができたらどんなに楽しいかしら。でもイベントとなると収益を上げないとダメよね。今までみたいに知り合いだけ集めてたらいいわけじゃない。もし失敗したらあの土地もお屋敷も結局失くしてしまう。」

マダム・キリコ「ママリンさぁ今までに死にかけたことってある?」

久美「い・・いえないです。」

マダム・キリコ「アタシはあるわよぉ何回も。ふと気づいたら全身包帯でグルグル巻きで身動き一つ取れないの。そういう時にできることって今までやってきたことを頭の中でグルグル思い出すことだけなのよねぇ。もうなんにもできない状況になってモノなんかいくら持っててもどうしようもないの。人間最後に残るのは”体験してきた記憶”だけなの。それがショボかったらめっちゃムナしくなあい。なんにもやってこずに思い出すものなんにもなかったらヒマよぉ~?」

健太「その通りだよなぁ。しんどくっても失敗してもいろんな経験いっぱいしたいよなぁ。死に際に思い出しきれないくらいに。」

マダム・キリコ「そーよぉ。アタシなんて走馬灯が長すぎて蘇るかもしれないわ。死に物狂いで生きましょーよ。”あ^おもしろい人生だったー”って笑って死ぬために」

佐都「お義母さん。私も事業を始める時本当に怖かったです。でもダメならダメでその時にまた考えたらいいと思います。私は挑戦して本当に良かったです。」

佐都「私ーやるわ。やりたいことがあるのにやらなきゃ後悔するわよね。失敗したらそれもまた思い出よ」

マダム・キリコ「そーよぉおいいわあ。迎賓館の女社長の誕生よぉぉ~~」

健太「ただ問題は迎賓館の企画に銀行がどこまで融資してくれるかだな。できるだけ出費は抑えないと交渉は厳しい」

久美「・・・一つ考えがあるの。怖くてあきらめてたこと。私に立ち向かえるか・・・ーーだけどそれを乗り越えなきゃ夢は叶わない。ありがとう。みなさんに勇気もらったわ。頑張ります。」

決意をした久美に健太、佐都、マダム・キリコは目を見開き驚きを隠せない。

久美は深山の顧問弁護士・谷村に連絡をつけ深山家の兄弟を集めてもらうよう依頼する。

そして勝負服、黒留袖を自分で着付けて深山家へたった一人で向かいます。

久美「これは今までの私の人生の決着なの」

(かっこよすぎる)

黒留袖?色無地?

ここで気になるところ。

久美が来ているのは黒留袖なのか?色無地なのか?

黒留袖とは、地色が黒の留袖のことで、裾だけに模様が入っています。

最上格となる染め抜き日向紋で五つ紋(背中、両胸、両後袖に家紋)を入れること、衿・袖口・おくみ・裾の部分に白羽二重の布を縫い付け、重ね着しているように見せる比翼仕立てにするのが決まりです。

黒留袖は既婚女性の正礼装(第一礼装)であり、着物の中でもっとも格の高い装いため、フォーマル用の着物の中でも着られる場面が限られています。

↑きものレンタリエさんより。

ところが!久美が着用している着物は紋も入っていないし、模様もない無地に見えるのですよね。

そうなると「黒留袖」ではなく「紋なしの色無地」という扱いなのでしょうか?

↑尚美流さんより

格式としては普段着に分類されています。

合わせた帯はチェック柄?で若い印象ですがこれに意味があるのかな?

母や祖母は着物が好きでしたが我が家は私が小学生の時に家が全焼し、コレクションしていた着物も全て失くしてしまい、その後は着物とは縁遠いことになってしまいました。

そういえばその時まで日舞も習っていました。

けど今は、自分で浴衣一つさえ着ることができない情けなさ。

子どもも男子だしこのまま着物に縁なく終わってしまいそうな予感。

こやま先生は私が想像するにめちゃセレブで着物についての造詣も深いでしょう。

だけど、深くないファンもいてその辺も知りたがっているファンもいるんですよ~(私だけ?)

あの花筏での季節の先取りルールのように今回の着物と帯にはこんなネタがちりばめられていました~的なもの求めてます。

久美、大覚醒

顧問弁護士立ち合いの元、圭一、冬美、秋乃、春菜の集まる深山家へ。

別荘についての話し合いと聞くが、決心がついたとの久美の答えに、いくらで売ってくれるのか算段を始める秋冬姉妹。

そこへ久美の一言

久美「あの別荘は売りません。あのお屋敷を事業にして運営します。」

秋冬「事業にして運営?あなたが?バカじゃないの。会社を起こすってこと?何を甘いこと言っているの社会に出たこともないくせに」

久美「わかっています。だけどチャレンジしてみたい。失敗するか成功するかはやってみないとわかりません。お義姉さん方はあの土地を守りたいと仰いました。だから私が守ります。お屋敷ごと。マンションを建てられるよりお義母さまはもっと喜んでくださるでしょう。」

秋冬「△×🌀☆□」(個人的に漫画でよく見るこのセリフ表記、大好きです)

圭一「どこまでバカな女だ。無能だと思っていたがここまで常識を知らんとはな。」

久美「・・常識を知らないのはどちらでしょう」

圭一「・・・なに!?」

久美「今日はあたなに要求があってまいりました。あなたに離婚による財産分与を請求します。」

圭一「なんだと・・・?!」

久美「あなたは一円も払わないと仰いましたが私には40年間尽くしてきた分をもらう権利があります。専業主婦の貢献をバカにしないでいただきたい。別荘を相続したことと財産分与は別の話です。あなたに5億ーー請求いたします。」

圭一「お前にそんな値打ちがあると思ってるのか」

久美「イヤなら裁判をいたします。今まで妻を見下し支配下に置き当たり前のように愛人を囲い気に入らなければ暴力まで振るいました。仕事をしたいと言えば生意気だと阻止するのに家にいれば無能だとバカにする。女性を対等な人間だと見たことはありません。財産分与だけでなく慰謝料だって私には請求できるということを忘れないで下さい。」

圭一、何も言い返せず無言で大ショックを受ける!!!

秋冬、「く、、、久美さん」しか言えず!!!

久美ー言えた怖くてもうあきらめるしかないと思った、あきらめることが身に沁みついていた、だけどいえたー

なんとか言い返そうとする圭一を止め、別室へ連れ出す顧問弁護士。

弁護士からは裁判になればあなたは負ける、呑んだ方が身のためですと提案される。

弁護士「結婚生活40年、専業主婦であったことを差し引いても、数十億を請求されてもおかしくない、それが別荘の税金分5億のみを要求されている、これは好条件である、ハラスメントも事実で慰謝料となったら一体いくらになるかーー」

圭一「ハラスメント!?バカな!?私は一族の長だ!家族を管理して何が悪い!!」

弁護士「もう今の時代それは通用しない。ただでさえ今の深山家は周りの噂になっています。これ以上好奇の目で見られないためにもーご決断ください。」

圭一「私が・・・全面的にあの女の言うことを聞くというのか・・・この私が・・・!!」

一同のもとへ、弁護士のみ現れ離婚における財産分与として請求通り5億円を支払う旨が告げられる。

大喜びの春菜が久美へ駆け寄る。

春菜「やったね久美さん!!」

秋冬「なんてことなの。この意地汚い欲張り!!もうあんたとは二度と会いたくないわ」

久美「もちろんお会いする気はありません。お世話になりました。さようなら。」

久美ー勝ったー私はあの夫にー信じられない。戦ってよかった。これで夢へと進めるーー

健太にことの次第を報告する久美。

健太「リフォーム代も準備金も融資受けなくてすむくらいもっととればよかったのに」

久美「もめて長引いちゃうのイヤだったからね。早く次の人生を始めたいの。」

そこへ一陣の風。

久美「ああ・・お義母さまだ。喜んでくださってるんですね。頑張りますよ。

大ショックを受ける圭一。

祝杯を挙げる健太、佐都。

一人、呑んだくれる大介。

神回?

いやー、今回しびれましたね。

マダム・キリコの言葉も良かったし。

こんな人いるならお会いしたいよ。

久美はこんなに強くなれるなんて。

長いこと虐げられてきたのに、こんな勇気出せる!?

かっこよすぎます。

長年精神的に、肉体的にと虐げられてきた相手で、あきらめるのが染みついていたのに、それに立ち向かえる。

状況は違えど、私も長兄に暴力を振るわれかけてそれはトラウマとなりました。

本当は話し合わないといけない、立ち向かわないといけないのに、トラウマを克服できずにずっと案件を放置したままで、いつか時が流れたらどうにかならないかな、と日常に紛れて逃げています。

勇気をもらったとはいえ、魑魅魍魎?の深山家に単身乗り込んで要求をのませる。

はぁーーっっと読み終わって羨望のため息が出ました。

問題山積の深山家ですがそれがあるから漫画は続く、というのはあるので一つ解決しちゃうということは漫画が終わりに近づくということで、それは見たくないけど、いろいろと問題が解決していくところは見ていきたいというジレンマです。

とにっかく、今回の久美、すっきりしました。

天晴れでした!!

でも数十億請求してほしかったな。

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