いったい誰が愛してくれるだろう
こんな醜い野獣を
あけましておめでとうございます。
今年はお正月からとっても楽しみにしていることがありました。
それは、、、
劇団四季「美女と野獣」を家族で観に行くということです。
もしかするとまた転勤という話も上がったり、
まぁいつまで仙台に居るのかもわからず
2016年1月までということで
特に誕生日プレゼントはいらないけど
家族で「美女と野獣」を見にいきたい!!とあまりミュージカルに
興味なさげな主人にお願いしてついに1月2日に行ってまいりました。
美女と野獣といえば思い出します。
高校一年生の芸術の授業で一年間学ぶ科目を
音楽、美術、書道の三つから一つだけ選ぶのですが
当然音楽を選びました。
そして一年間の最後のグループ発表会で演奏したのが
Beauty & The Beast(やはりCeline Dion & Peabo Bryson が良いですね~)でした。
5人位でアンサンブルをしたのですが、久しぶりにそのことを思い出すと
あんなことができてよかったなぁと温かい気持ちです。
ああ~また何かしら音楽をしたいです。
私が高校生の時辺りにDisneyの美女と野獣やアラジンなどが映画で大ヒットした記憶があります。
話も面白いけど音楽もピッタリと合っていて当時一生懸命英語歌詞で
歌ってついでに英単語の勉強などもしていました。
息子と一緒にTOY STORYやアラジンスティッチなどは見るものの
美女と野獣だけはなぜか見ないまま過ごしてきました。
コメディチックではなかったからかな。
いよいよ劇団四季の美女と野獣を観に行くということで
1 なんの前知識もなく見る
2 DVDで予備知識を入れてから見る
か迷ったのですが、年長児で初めての本格的ミュージカルということもあり
安全策でレンタルショップでDVDを見せてから行くことにしました。
1月2日ということで初売りの影響もあり街はいつもより混雑していました。
雨がちらほら降る中エレクトロンホールに到着しました。
120㎝台の息子にはおそらく一番大きいタイプのシートクッションが渡されました。
これで安心ですね。
席は割と後ろの方でした。
オペラグラスがないと私の視力では俳優さんの表情までは見えないだろうなぁ。
席での飲食不可のため外で軽くお菓子と飲み物をとっていざ、着席!
さぁ、始まりました。
さ、、、、さっぱり見えない!!!!
視力低下が著しい。。
かなり不安になりましたが最初の魔女に呪いをかけられるシーンが終わり
舞台が明るくなるとなんとか見えました。一安心。
それでも相変わらず表情まではわからないのですが
十分な迫力です。
とにかく衣装や舞台セットなど本当に豪華でした。
幼稚園の先生たちによる劇や
保育士専門学校生によるオペレッタなどを
ここ最近は見る機会が多かったせいか
大迫力でした。
(比較対象が悪いかな?)
そして映画ではただの悪役のガストンが
舞台ではとっても輝いているんですね。
勿論、嫌味な役ではあるのですが
歌とダンスが生で加わるのでガストンのショーと言ってもいいくらい
見せ場がたっぷりでした。
うっかりいい男に見えてしまうくらいでした。
そして特別広いとも思えない舞台の上でベルの家や森、お城など
場面が何度も変わり、全く飽きなかったです。
何度も見て結末も知っている話だったのに
最後の野獣から王子様に戻る見せ場のシーンは
なんと、涙が出てしまいました。
後ろの方の席だったため全く変身の仕掛けもわかるはずもなく
素直に「あぁ、元に戻った」と魔法を見るような気分で自然と涙が流れてきました。
ただ、感動でした。
できればもう一度、もう少し前で見たい!
けど流石に1月17日までで、すでに良い席など余ってないので
今回は諦めることにします。
しかしこんなに素晴らしいとは。
もう〜、行きたくないけどもし東京転勤になろうものなら
四季の会会員になり、絶対「アラジン」を見に行くぞ〜!
本当に素晴らしいお正月を迎えることができました。